昭和レトロ 毛髪湿度計 昭和32年製

アンティーク物ですので、写真にてよくご確認いただき現状渡し、 NCNRのご了承のうえでお願い致します。(精度保証無) 同時出品の「昭和レトロ 最高最低温度計」もよろしくお願いいたします。 1.毛髪の特性 毛髪は湿度が高くなると水分を吸収して伸び、乾燥すると縮む性質があります。この性質を利用して湿度を測定します。 2.構造 •主に人間の脱脂した毛髪（女性の長い髪が好まれる）が使用されます。 •毛髪は湿度計内部のばねやレバーに取り付けられており、湿度変化に伴う毛髪の伸縮がレバーや針の動きを引き起こします。 •この動きが湿度の数値として目盛りに表示されます。 3.測定の流れ 毛髪が湿度を感知 → 毛髪が伸縮 → レバーや針が動く → 湿度が表示される 毛髪湿度計は、かつて家庭用や学校の理科実験などで広く使用されていました。しかし、近年ではデジタル式や電気式湿度計の普及により利用頻度が減少しています。ただし、シンプルで手軽に湿度を測定できる点から、趣味や研究用途で愛用されることもあります。 毛髪湿度計は、アナログならではのメカニズムやノスタルジックな魅力を持つ湿度計の一つといえるでしょう。